【総務必見!】オフィスの生花が除菌用の次亜塩素酸水溶液で長持ち!
水道水の代わりに次亜塩素酸水溶液を使うだけでOK
皆さんのオフィスには、お花(造花ではなく生花)はありますか?
オフィスにお花が生けてあると、多忙な中でもふとした時に癒されますよね。
“コロナ禍”を機にオフィスを縮小したり出社を減らした企業も多いでしょうし、
オフィスで働く機会が減少傾向にある昨今ですが、
●来客いただいたお客様に和んでいただくため
●殺伐としたオフィス環境を快適にするため
●取引先からのいただきもので…
など様々な理由でオフィスに生花を飾る機会があることでしょう。
そしてお手入れをするのは多くの場合「総務」の方々がメインになりそうですが、
●お手入れが面倒・・・
●すぐに枯れてしまうので見栄えが悪くなる
●短期間で新しいお花に替えるのが手間
といったお悩みがあるのではないでしょうか。
(現実にはお手入れにばかりかまっていられませんし、当然ですよね。)
そこで今回はオフィスの生花をできるだけ長持ちさせられる、“超!”簡単な方法をご紹介します。
それは、、、
「水道水の代わりに次亜塩素酸水溶液を使う」
だけです!
実験したら、確かに次亜塩素酸水溶液の方が生花が長持ち
なぜ水道水ではなく、次亜塩素酸水溶液だと良いのでしょうか?
それは次亜塩素酸水溶液には除菌力があるため、水中の雑菌の繁殖を抑える効果があると考えられるためです。
その効果を確認する為に、実際に実験をしてみました。
同じお花を2つ用意し、
一方の花瓶には水道水(左)、もう一方には50ppmの次亜塩素酸水溶液(右)をいれ、水を全く変えずに3週間程、経過を観察しました。
※写真の左側は「H30年3月1日」時点、右側は3週間以上経過した「H30年3月26日」時点です。
写真を見れば一目瞭然ですが、水道水の方は1週間程経過した頃から水が徐々に濁ってきましたが、次亜塩素酸水溶液の方はにごりが少ない状態を維持できていました。
お花も、水道水では茎が弱くなって萎れてきてしまったのに対し、次亜塩素酸水溶液の方は3週間経ってもまっすぐな姿勢を維持できていました。
この水の濁りは、茎が傷みバクテリアなどの微生物が繁殖しやすくなることが原因で、次亜塩素酸水溶液により菌の繁殖が抑えられたことで、水質を維持しやすくなったと考えられます。
(※あくまで当実験環境下での結果です。花の状態や環境によっても変わりますので同様の結果を保証するものではありません。また高濃度の次亜塩素酸水溶液による実験は行っておりません。)
※次亜塩素酸水溶液について詳しくは「次亜塩素酸水とは」をぜひご覧ください。
除菌力や消臭力の理由、名称が似ているものの全く異なる次亜塩素酸ナトリウムやアルコールと比較した際の優位性などもご紹介しています。
除菌用の次亜塩素酸水溶液を少し拝借すればOK!
昨今、新型コロナウィルスの急速な感染拡大を受けて、オフィスのデスク周りや会議室、トイレなどの除菌・消臭に次亜塩素酸水溶液を取り入れる事例が増えています。
というのも厚生労働省はモノに付着した新型コロナウィルスへの効果として「80ppm以上」(元の汚れがひどい場合は「200ppm以上」)の次亜塩素酸水溶液が有効、としているからです。
(※参考「新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)」)
そのため日常的に除菌で使用するスプレーボトルには、通常100ppm~200ppmの濃度の次亜塩素酸水溶液が使われます。
これを少量使い、50ppmに薄めて花瓶等に入れるだけなので、除菌用の次亜塩素酸水溶液があればすぐに対応可能です。
常備されている場合ならほんの少しを生花に使うことでオフィスの華やかさをより長く保てるため、次亜塩素酸水溶液をぜひ生花にも使ってみてはいかがでしょうか?
もしまだ次亜塩素酸水溶液による除菌の充分な情報がない場合は「次亜塩素酸水溶液(ウィッキル)の使い方」もぜひご覧ください。
基本的な濃度設定の仕方や、素材別の使い方・注意点などもご案内しています。
また実際どのように使われているのかについて、導入事例もご参考いただけますので併せてご覧ください。
(本投稿は2021年4月1日の内容を再編集したものです。)