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コラム

真夏の換気は難しい!?室内除菌は次亜塩素酸水溶液の噴霧がおすすめ

異例の早さの梅雨明けから、「梅雨の戻り」で少しだけ暑さが和らいでいます。
ただ、今年の夏は猛暑の予報もありますし、今後の暑さにどう向き合うか、今のうちに対策を考えておきたいところです。

 

一方で、暫く収まりかけていた新型コロナウィルスが、「第7波」に入ってきたとも言われています。

夏は熱中症になりやすいこともあって「屋外の密でない状況ではマスクを外す」よう政府も呼びかけていますが、その影響もあってかコロナ感染が再び拡大しています。

 

今年の夏は、暑さ対策と感染対策、この二つに対してどうバランスをとっていくのか?がポイントになるのではないでしょうか。

 

 

 

1.真夏に「充分な換気」は、実は結構難しい

 

1-1.換気すると暑くて仕事にならない

 

真夏は、感染対策の基本である「換気」を行いにくいことが想定されます。

理由としては、まず単純に、換気で「すぐに暑くなってしまう」ためです。

せっかくエアコンで涼しくしていても、ちょっと換気をしているだけで涼しい空気は勢いよく逃げていき、代わりにものすごく暑い空気が入ってきます。

お客様をお迎えする小売店やサービス業の店舗にとっては、暑い店内ではお客様がゆっくり快適に過ごせなくなりますし、オフィスでは暑さによって仕事の能率が下がってしまいます。

これでは仕事になりませんし、売上の低下という重大な問題にも繋がりかねません。

 

1-2.虫などの侵入リスクや音の問題が生じる

 

他の理由としては、「虫などの侵入のリスク」です。

網戸があれば良いですが、もし無い場合だと蚊やハエ、ゴキブリ、蜂などの虫、状況によってはネズミ等の小動物さえも進入してくる可能性があります。
飲食店にとっては「百害あって一利なし」ですし、オフィスでもそれらが侵入してくると業務に支障が出てしまうことも考えられます。

自然近くにある環境では、虫の鳴き声や羽の音を不快に感じることもあるでしょう。

 

また、「騒音」の問題もあります。

代表的なものは、電車の音や道行く車の音です。

騒音のために集中力が切れてしまい、業務に支障をきたすこともあります。

このため、やはり真夏の長時間の換気は「簡単なようで実は結構難しい」ことを前提にすべきといえます。

となると、換気が満足にできない状況下で、感染対策はどうすればよいのでしょうか?

そこでおすすめなのが次亜塩素酸水溶液を活用した除菌方法ですので、その理由についてみていきたいと思います。

 

 

2.次亜塩素酸水溶液なら空間噴霧が可能

 

2-1.空間噴霧は室内除菌の有効な一手

 

まず重要なポイントは、「次亜塩素酸水溶液は空間噴霧が可能」という点です。

 

次亜塩素酸水溶液の使い方には、スプレーボトル等に入れてモノに吹きかける方法のほか、次亜塩素酸水溶液対応の超音波式噴霧器や加湿器に入れて空間に噴霧する方法があります。

次亜塩素酸水溶液が新型コロナウィルスの感染拡大を機に認知された以前から行われており、最もメジャーな使用方法です。

 

なぜ噴霧がポイントなのかというと、新型コロナウィルスの感染経路において、国立感染症研究所が2022年3月28日に「エアロゾル感染の可能性」について指摘したためです。

(※参考:新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路について2022.3.28 国立感染症研究所)

 

新型コロナ対策としては、これまで国全体で接触・飛沫感染の対策を推進してきており、パーテーションの設置やソーシャルディスタンスなどが具体的な手段でした。

 

しかし、実は空気中に長時間漂うエアロゾルによっても感染する可能性があるということで、特に屋内においては「手や手が触れるモノの除菌と距離確保では感染対策として不十分かもしれない」と指摘していることにもなります。

言い換えれば、十分な換気ができない場合は、空気そのものに対して何らかの働きかけをしていく必要があるかもしれない、ということです。

 

さりとて、よく使われるアルコールは引火性があるため空間に噴霧すべきではありませんし、次亜塩素酸ナトリウムは触れたり吸入したりすると危険なので、当然噴霧はできません。

空間噴霧が可能な次亜塩素酸水溶液は、閉鎖された室内の除菌における一つの有効な手段になり得るのです。

 

 

2-2.次亜塩素酸水溶液の噴霧は、実は危険ではない

 

では、次亜塩素酸水溶液、特にその「空間噴霧の安全性」についてはどうでしょうか。

 

次亜塩素酸水溶液の空間噴霧の安全性については、厚生労働省は充分な知見がないこと等から当初否定的な態度でしたが、2021年10月には「非推奨」から「メーカーの安全性情報や使用上の注意を守って消費者の判断で使用してよい」へと姿勢を変えました。

※次亜塩素酸水溶液の簡単な経緯については、ウィッキルサイト「次亜塩素酸水溶液のこれまで」もご覧ください。

 

また、あくまで一例としてですが、株式会社万立では次亜塩素酸水溶液ウィッキルを過去10年近く製造販売する中で、空間噴霧による健康被害の報告はありません。
※次亜塩素酸水溶液の安全性について、詳しくはウィッキルコラム「次亜塩素酸水溶液は、危険なの?」もぜひご覧ください。

 

「次亜塩素酸水溶液の空間噴霧は危険」というのは、新型コロナウィルス感染拡大初期における情報錯綜等を背景とした「誤解」ともいえ、認識は徐々に改まっている状況です。

 

 

3.次亜塩素酸水溶液はエアコンとの併用が可能

 

3-1.空気に直接働きかけられる

 

次亜塩素酸水溶液が真夏の除菌におすすめの理由としては「エアコンとの併用が可能」な点もポイントです。

 

エアコンを使用していると、仮に室内にウィルスのマイクロ飛沫が漂っている場合、冷たい空気と共に室内に拡散させてしまう可能性があります。

エアロゾル吸入による感染を防ぐには、やはり換気をするか、それができない場合には空気自体に対して積極的に対策を施すと良く、次亜塩素酸水溶液の噴霧は、加湿によるウィルスの落下効果も含めて、直接的な除菌が期待できます。

エアコンはそのまま、プラスαの感覚で除菌を取り入れることが可能です。

 

3-2.臭いや乾燥の対策にもなる

 

また、次亜塩素酸水溶液はカビを抑制する働きも知られており、次亜塩素酸水溶液ウィッキルでは、実際に「噴霧を始めてからエアコンからカビの臭いがしなくなった」という声もよくきかれます。

実際のカビへの効果について、実はまだエビデンスとして弱い状況ではありますが、次亜塩素酸水溶液を併用することで室内の空気がキレイになる可能性が考えられます。

 

なお、エアコンを長時間使用していると乾燥してくるため、加湿することで湿度を適度に保つことにも繋がり、それが体の免疫作用にとってもプラスに働きます。

除菌に、また乾燥対策にも、次亜塩素酸水溶液の噴霧をエアコンと併用すると良いといえるでしょう。

 

 

4.次亜塩素酸水溶液なら除菌コストを抑えられる

 

4-1.イニシャルコストを抑えられる

 

もちろん、コストも重要な観点です。

 

次亜塩素酸水溶液の効果が認知されるようになってから、エアコン設備に次亜塩素酸水溶液による除菌機能を組み込んだ設備も登場するようになりました。

しかし、温度管理に除菌を組み込んだ設備の導入はどうしても高額となり、多くの中小事業者にとってまだまだ非現実的な選択肢ではないでしょうか。

 

その点、次亜塩素酸水溶液対応の噴霧器・加湿器であれば、コストを抑えてしかも即座に導入することが可能です。

例えば「(換気が困難な)真夏の間だけ」超音波式噴霧器を設置して室内の除菌をサポートし、それ以外の季節では使用しない、といった選択も可能です。

次亜塩素酸水溶液自体は必要分だけ購入すれば良いですし、噴霧器も小~中型の安価な機器でも対応面積は思いのほか広く、総じてイニシャルコストも控えめで済みます。

 

4-2.高濃度の希釈タイプならランニングコストも抑えられる

 

なお、次亜塩素酸水溶液を空間噴霧で使用する際の目安濃度は「50ppm」程度です。

多くの次亜塩素酸水溶液商品は水で希釈して使用することで1回あたりのコストが低くなります。

例えば1000ppmなど高濃度の次亜塩素酸水溶液を使用すれば20倍希釈となり、より一層コストパフォーマンスが高まるため、その観点も踏まえて選択すると良いでしょう。

 

 

まとめ:次亜塩素酸水溶液なら換気が難しい夏場の除菌にうまく使える!

 

いかがでしたでしょうか?
換気を積極的に行いにくい真夏の感染対策は案外難しく、うまく対応していかないと快適さも感染対策も不十分になってしまう恐れがあります。

 

そんな中、次亜塩素酸水溶液は空間噴霧が可能であり、エアコンによる拡散や乾燥などの欠点を補いつつ併用でき、しかもコストを抑えて除菌できる点が非常に魅力的ではないでしょうか。

 

適度な換気はしつつも、積極的に室内の空気をキレイに保つことで、一人でも多くの方に快適な夏をお過ごしいただくために、次亜塩素酸水溶液による除菌がおすすめです。

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