清掃のプロが選ぶ!除菌消臭用 次亜塩素酸水溶液

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コラム

“目が痛い”程のアンモニア臭を次亜塩素酸水溶液で消臭!

「除菌力」で知られる次亜塩素酸水溶液には、強力な「消臭力」もあることをご存じでしょうか?

ニオイ成分を即座に化学的に分解し、またニオイの原因菌を除菌することで、ニオイを元から「なくす」ことができます。

 

しかもその消臭パワーは強力で、
・洗濯ものの生乾き臭
・車内のタバコ臭
・魚の生臭いニオイ
・濡れたスニーカーのニオイ
など様々なニオイを消臭した例をこれまでのコラムで紹介してきました。

 

今回は、強烈なニオイを放つ「農業用の肥料」を運搬用の車内でこぼしてしまい、“目が痛くなる程”のキツいニオイを車内清掃で消臭した事例をご紹介します。

 

 

 

1.「農業肥料のニオイ」の消臭に次亜塩素酸水溶液がおすすめな理由

 

1-1.農業肥料のニオイはキツい!?その主な原因とは

 

そもそも、農業肥料のニオイはなぜそんなに臭いのでしょうか。

それは、農業肥料には「アンモニア」が多く含まれるためです。

 

また、有機肥料で、未発酵の有機成分が残っている場合もニオイの原因になります。

完全に発酵してしまえばニオイは気にならないのですが、発酵途中の肥料は有機物の分解が不完全なため、強烈なアンモニア臭を放ちます。

 

農業用の土や肥料を車で運んだ後、しばらく車内がにおう…というような経験はないでしょうか?

窓を開けるくらいでは、なかなかとれません。

しかも運ぶ際に中身をこぼしてしまったとしたら…。

 

実際に体験された方によると、

「ホームセンター奥の肥料売り場のニオイが、狭い車内に高密度で充満しているような感じで、“目が痛くなる”ようなひどいニオイ!!」(※個人の感想です)

だったそうです。

 

農作物の生育に良く、大いに役立つ肥料ですが、使う際にはニオイの問題が生じがちのようです。

 

 

1-2.次亜塩素酸水溶液で農業肥料のニオイが消える理由

 

次亜塩素酸水溶液は、様々な有機物を分解することがわかっています。

その際に、ニオイの元となる有機物を無臭成分と水に分解するため消臭できるのです。

 

例えば、「アンモニア」に「次亜塩素酸」が反応すると、無臭成分である「モノクロラミン」と「水」に変わります。

これは、上からニオイをつけてごまかすのではなく、化学変化によってニオイの原因物質を別の物質へ変化させているため、「根本的にニオイを消臭」しているといえます。

 

他にも様々なニオイ物質を分解消臭しますが、中でもアンモニアは次亜塩素酸による高い消臭効果を見込める物質の一つなのです。

 

※農業用でなく、一般的な車内の消臭については、
「車のニオイ問題に、次亜塩素酸水溶液の消臭力をお試しあれ!」のコラム
でも紹介していますのでご覧ください。

 

 

1-3.ベタつかず、成分の残りもない

 

車内の清掃で次亜塩素酸水溶液を使用することのメリットには、「ベタつかず、洗浄成分も残らない」ことがあります。

 

次亜塩素酸水溶液の成分は主に「次亜塩素酸」と「水」で、市販の消臭剤にありがちな「界面活性剤」や「香料」等の余計な成分が入っていません。

 

そのため、使用時に泡は出ませんし、独特のベタベタする感覚もありません。

座席シート部分に染み込んだニオイの除去に使用しても、水分を吸い取り乾燥させれば、何も残りません。

 

消臭剤や洗剤だと気になるベタつきや成分の残りを気にせずに使えるのも、次亜塩素酸水溶液がおすすめできるポイントになります。

 

 

2.実際に次亜塩素酸水溶液で車内の悪臭を消臭!

 

では、具体的にどのような方法で行ったか、実際の例を元にご紹介します。

 

2-1.次亜塩素酸水溶液をリンサーに入れて汚水を回収

 

「リンサークリーナー」とは、布製品を洗える清掃機器です。

汚れた箇所に水や洗浄液を吹き付けて汚れを浮かし、さらにその汚れを水ごと吸引します。

水洗いできない布製品のシミや汚れが落とせるので、洗いにくいカーペットやソファなどのお手入れに便利です。

もちろん、水をジャバジャバかけて洗えない車内の洗浄にも、大変重宝します。

 

今回行ったのは、そんなリンサークリーナーに、洗浄液ではなく次亜塩素酸水溶液「ウィッキル」を入れて清掃していく方法です。

 

まずは、50ppmに希釈したウィッキルをスプレイヤーに入れてシート全体に噴射します。

 

その後、50ppmに希釈したウィッキルをリンサーのタンクに入れて、リンサーからウィッキルを噴きかけながら、汚水を吸っていきます。

 

もちろん洗剤は使用していませんが、みるみる汚れも取れていき、汚水のバケツの中はこんなに真っ黒に・・・!↓

この時点で、ずいぶん汚れもニオイもとれていました。

 

※今回は、「50ppm」の次亜塩素酸水溶液を使用しました。
「ppm」は次亜塩素酸水溶液の塩素濃度を表し、効果に直結する単位です。「ppm」について、詳しくは
「次亜塩素酸水溶液の除菌力は「ppm」をみればOK?「pH」との関係は?」のコラム
もご覧ください。

 

 

2-2.車内の空間にも次亜塩素酸水溶液を吹きかけて消臭

 

続いて、スプレイヤーへ50ppmに希釈したウィッキルを入れて車内全体に噴霧。

フロントのダッシュボードやドアの内側、ラゲージルームなどは丁寧に拭き取りをします。

 

全体に吹きかけたため、作業後は少しだけ塩素特有のにおいがしていましたが、1日しっかり乾かすと車内のニオイも塩素のにおいも気にならなくなった、とのことでした。

 

なお、次亜塩素酸水溶液を使用した際に生じる塩素特有のにおいは、「ごく僅か」です。

消毒用の次亜塩素酸ナトリウムとは異なり、においの負担がほとんどなく、また安全に使用することができるのも次亜塩素酸水溶液のおすすめポイントの一つです。

 

※次亜塩素酸水溶液と次亜塩素酸ナトリウムの違いについて、詳しくは
「次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水は、 結局何がどう別物なの?」のコラム
をご覧ください。

 

 

2-3.次亜塩素酸水溶液で清掃した結果!

 

車内の清掃後、車の所有者の方は大喜びで、「すごいな!」「すごいな!」と連発されていたそうです。

 

“目が痛くなる”と表現された程のニオイだったため、「ニオイがしない」ことが奇跡のように感じられたのかもしれません。

「大改造!劇的ビフォーアフター」の有名なテーマソングを口ずさんでおられたそうです。

 

 

まとめ:農業肥料のニオイの消臭にも次亜塩素酸水溶液がおすすめです

 

今回は、農業用肥料をこぼしてしまったことにより強烈な悪臭がしみついた問題を解決するため、次亜塩素酸水溶液を用いて車内全体の清掃作業を行いました。

 

その結果、ニオイが取れただけでなく、除菌にもなり、気持ちよくいつも通りご使用いただけるようになりました。

(※ニオイのため、視覚的にお伝えすることができませんが、ご興味ある方はぜひお試しいただければと思います。)

 

車の中は狭い空間のため、何かをこぼしたり汚したりしてニオイが発生すると、常に不快な空間となってしまいます。

キツいニオイが発生してしまった場合は、次亜塩素酸水溶液で清掃を行うことで、何事もなかったかのようにスッキリします。

気になるニオイにぜひお試しください。

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