次亜塩素酸水溶液は魚釣りなどアウトドアでの消臭にも便利!
コロナ禍の中、密を避けて魚釣りに出かける方も多いのではないでしょうか?
とても楽しいのですが、釣りに行くと、魚の生臭いニオイがいろんなところに残ってしまいますよね。
そんな臭いにはどう対処されていますか?
・石鹸で何度も洗う
・消臭剤でごまかす
・ひたすら我慢・・・
いろんな方がいらっしゃると思います。
それでもなかなか消えない魚の臭い。
「この頑固な臭いを簡単に消し去ることが出来ないものか・・・」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
実はそんな時にも、次亜塩素酸水溶液が大いに役立つことをご存じでしょうか??
そこで今回は、釣りにまつわる臭いの消臭におすすめの次亜塩素酸水溶液の使い方をご紹介します!
1.魚を触ったグローブや手の消臭にはスプレー(100ppm)
釣りをしたときの手は、何度洗っても魚の臭いがとれないですよね。
その手で、車のハンドルを握って帰るのも躊躇されます。
そんな時、手を洗った仕上げにほんの一手間かけることが効果的です。
気になるその方法は、、
「100ppmの次亜塩素酸水溶液を3プッシュほどスプレーする」
だけです。
これで、手のニオイは気にならなくなります。
(※医薬部外品でないので、直接手に触れていいとはいえません。皮膚への利用は個人の判断によります。尚、次亜塩素酸水溶液の液性は弱酸性です。)
2.クーラーボックス等の備品の消臭には濃度高めがおすすめ(400ppm)
釣った魚を入れるクーラーボックスの臭いは、生臭くて魚臭く…なかなか手ごわいです。
試しに100ppmの次亜塩素酸水溶液をクーラーボックスに1/3程度溜めてナイロンタワシでゴシゴシこすってみましたが、いったん臭いはとれたもののまた戻ってきてしましました。
次亜塩素酸水溶液の消臭効果もここまでか・・・と思うのはまだ早計です。
というのも、次亜塩素酸水溶液は塩素濃度「ppm」によって変わり、濃度が高いほど消臭力も高くなるためです。
そこで、400ppmの次亜塩素酸水溶液で同様の作業をしてみたところ、キレイに臭いがなくなりました!
尚、クーラーボックスについたニオイは、
「400ppmの次亜塩素酸水溶液を1/3程ためて、スポンジなどでゴシゴシする」
のが効果的です。
(※400ppm以上は脱色する可能性がありますので、衣服にかからないようお気をつけください。)
他に、釣りで使った椅子やシートなどの直接魚が触れない備品であれば、100ppmの次亜塩素酸水溶液をたっぷり吹きかけて乾かしておくだけで、臭いが気にならなくなります。
3.車内の消臭にはスプレー(100ppm)と空間噴霧(50ppm)の合わせ技
魚臭くなった釣り道具を車に乗せると、車の中まで臭いが気になります。
そんなときは、スプレーと噴霧の合わせ技が有効です。
●100ppmの次亜塩素酸水溶液を10プッシュくらいスプレーしてから乗る
車内の空間にスプレーボトルで吹きかける、また座席のカバーなどの備品にも臭いが染みついていますので、気になるところにスプレーをしておくと臭いが気にならなくなります。
●小型の噴霧器(次亜塩素酸水対応)に50ppmの次亜塩素酸水溶液を入れて空間噴霧
車内はそれほど広くないですし、電源の問題もあるため、大型の噴霧器は置けません。
代わりに小型の機器があれば、スイッチを押すだけで消臭ができて便利です。
※事前に「次亜塩素酸水対応」の超音波式噴霧器であることを確認しておきましょう。対応でない機器の場合は故障の原因となります。
※次亜塩素酸水溶液の空間噴霧の安全性について、次亜塩素酸水溶液の業界団体「次亜塩素酸水溶液普及促進会議(通称:JFK)」では様々な事例の紹介や安全性に関する情報の発信を行っていますのでご参考ください。
また、日頃から車内でタバコを吸う場合には臭いが染みついているため、空間噴霧で隅々まで消臭すると快適になります。
4.魚をさばいたまな板の消臭にもスプレー(100ppm)
釣ってきた魚を裁くのも、釣りの醍醐味ですよね。
まず作業前に、シンクやまな板を清潔にするため、
100ppmの次亜塩素酸水溶液を全体的に(シンクとまな板それぞれに10プッシュづつくらい)吹きかけます。
それから、魚をさばきます。
そして作業後に、
シンクやまな板にそれぞれ10プッシュ程度ずつふきかけて洗います。
これで、魚の臭いが気にならなくなります。
作業した後のまな板やシンクは、ニオイが臭くて嫌ですよね。
まとめ:次亜塩素酸水溶液はアウトドアの消臭・除菌に便利!
以上、魚釣りの際の消臭に有効な次亜塩素酸水溶液の使い方をご紹介しました。
頑固な魚臭さが簡単に消えるので、是非お試しいただきたいと思います。
なお、次亜塩素酸水溶液は消臭だけでなく除菌にも使えます。
魚釣り以外にも登山やハイキングなど、汚れや臭いが気になることが多いアウトドアシーンでも消臭・除菌が同時にできるのでおすすめです。
ただ、以前のコラム「次亜塩素酸水溶液の持ち歩きにはどのくらい遮光が必要?」でも書いたように、次亜塩素酸水溶液は紫外線に弱いので、太陽光が当たらないように気をつけて携帯していただきたいと思います!